Special | 2016.09.08
【フォトレポート】人気デジタルファッショニスタに訊く、ビジュアルコミュニケーションにおける“Code”とは?-「SHIBUYA FASHIONCODE WEEK」DiFaトークステージ

【フォトレポート】人気デジタルファッショニスタに訊く、ビジュアルコミュニケーションにおける“Code”とは?-「SHIBUYA FASHIONCODE WEEK」DiFaトークステージ

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2016年8月15日(月)~21日(日)まで、東京・渋谷FabCafeにて日本テレビで放送中のTV番組「SENSORS」が主催するイベント「SHIBUYA FASHIONCODE WEEK」が行われました。

このイベントは、最先端の街《渋谷》から新たなファッションの“Code(規範)”を発信するというもの。日替わりのトーク・ピッチ、ワークショップ、ネットワーキングイベントのほか、関連するアイテムや作品も展示され、FabCafeの店内では様々な“FASHIONCODE”を体験することが出来ました。

DiFa読者の中にも、現地へ足を運んでみたという方も多かったのではないでしょうか。

既報のとおり、最終日の21日にはDiFaもトークステージに登場! 『人気モデル・アーティスト達の「インスタ×スタイリング」の秘密』というテーマのもと、デジタルファッショニスタ(Unaさん・長澤メイさん・山本奈衣瑠さん)に3名と共に、リアルタイムな“インスタ・スタイリングショー”を披露してきました。

それでは、当日の模様をフォトレポート中心にお届けしたいと思います!

1.デジタル×ファッションってどんなイメージですか?

DiFaトークステージには、山本奈衣瑠さん、長澤メイさん、Unaさんが登場。モデレーターはDiFa 発行人 水谷(写真左から)
DiFaトークステージには、山本奈衣瑠さん、長澤メイさん、Unaさんが登場。モデレーターはDiFa 発行人 水谷(写真左から)

--DiFaはデジタルとファッションに特化したメディアなのですが、みなさんは「デジタル×ファッション」と聞いたときにどんなイメージがありますか?

Una(以下、U):パッと思い浮かんだのは、やっぱりネットでのお買い物ですね。私はZOZO TOWNをよく使っています。ブランドも揃っているし、買った翌日には届きますし、すごく便利です。どこに住んでいても、欲しいと思ったものが手に入るのはネットがあるからこそですよね。

長澤メイ(以下、長澤):昨日ちょうどサマソニに行ってきたんですが、音楽と光のレーザービームがすごいおしゃれで“デジタル”って感じでした。音に合わせてレーザー光線が動いたりとか。

山本奈衣瑠(以下、山本):私はWEARをよく使ってます。モデルさんだけじゃなくて、ショップ店員さん、一般の方も結構やってますよね。ハッシュタグからZOZO TOWNに飛んでそのまま買えちゃうのがすごく便利だと思います。

長澤:そのまま買えるもんね~。

U:うんうん。WEARはみんなやってるよね。フォロワー数とかはあんまり気にしたことがないけれど、ちょこちょこ使えるっていうのが楽でいいですね。

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--なるほど。ちなみにApple Watchのように、スマートウォッチと呼ばれているアイテムを持ってる人って周りにいますか?

山本:ちょこちょこいますよね。

長澤:いますいます。

U:最近、わりと着けてる人いますよね。

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--時計とかアクセサリーは、デジタルと組み合わせるファッションアイテムとして一番解りやすいものなんですが、例えばアメリカで行われた「Met Gala」では“光るドレス”とか、オーランド・ブルームがプラダのスーツに“たまごっち”をアクセサリーにとり入れて話題になったんですが、みなさんはご覧になりましたか?

U:めっちゃ光ってる!

山本:待ってこれ、やばいんですけど(笑)

長澤:斬新~!

#clairedanes #zacposen #metgala

Zac Posenさん(@zacposen)が投稿した写真 –



--こういう解りやすく反応するデジタルなものとか、レトロなアイテムをファッションに取り入れることはありますか?

山本:最近、カセットテープを聞き出したっていう人もいると思うんですけど、ちょっとアナログな感じにみんなの興味が向かってる感じはしますね。古着もよく着ますし、知らない間に取り入れているのかも。フィルムカメラとかも人気ありますもんね。

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--ちなみに「デジタルで楽しむ」というテーマでは、どんなものが思い浮かびますか?

長澤:ネットで動画はよく見ます。みんな結構、会員になってるよね?

U:みんな見てるよね。Huluとか。

月額933円(税抜)で30,000本の映画・ドラマが見放題― Huluより
月額933円(税抜)で30,000本の映画・ドラマが見放題― Huluより

山本:うん。スマホで見ることもあるし、パソコンで見ることもあるし、タブレットとかでみることもあるしって感じで。Wi-Fiがある環境で、ちょっと時間が空いた時にカフェとかでも見れるし、わりとカジュアルに使ってますね。

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--例えば、月額いくらで洋服やブランドバッグをレンタルできるサービスとか、スタイリストが「あなたにお薦めなのはコレ」みたいに、コーデ一式を選んでくれるサービスもあるんですが、みなさんは興味ありますか?

山本:えー、画期的! どこからレンタルするんですか?お洋服屋さんから?

U:自分の好みとかを登録するんですかね?そこまでやってくれるサービスがあるんだ。どんなアイテムがあるのか、ちょっと見てみたいですね。

2.デジタルファッショニスタのInstagram活用術

--DiFaでは「デジタルを自然にお洒落に活用している人」=“デジタルファッショニスタ”に注目して情報を発信しているんですが、今日お越しいただいた三人の皆さんもInstagramやSNSを使いこなしていらっしゃいます。それぞれどのように使っているのかを少し掘り下げて伺ってみたいと思います。ちなみにInstagramはいつ頃から使い始めましたか?

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U:私は5年くらいですかね。今年で25歳になるんですが、最初にupしたのが成人式の写真だったので。当初と使い方はだいぶ変わったかなと思います。アルバムみたいな感じでただあげてただけだったんですけど、今見返すとちょっと恥ずかしい(笑)加工もインスタの中だけで終わらせてましたし。

長澤:分かる。メイも20歳からだから、5年くらいかな。お弁当とか載せてる(笑)

山本:私は3~4年くらいですねぇ。

左から、Unaさん(@unakinoco)、長澤メイさん(@xxmeixx1208)、山本奈衣瑠さん(@nairuuuu)の公式Instagramより
左から、Unaさん(@unakinoco)、長澤メイさん(@xxmeixx1208)、山本奈衣瑠さん(@nairuuuu)の公式Instagramより

--当初の使い方と比べて、どんな風に変化していきましたか?

U:私は、自分のファッションやライフスタイルを発信していく場として活用しています。あくまで身近であることと、あまり遠い存在に感じられないように気を付けていて。ほんと、生活の一部を切り取るイメージで使っています。更新頻度は決めてないですけれど、なんとなくの世界観は自分の中で作っているので、やたらとあげすぎないようには気をつけていますね。

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私、ダンスをやっているので、ダンスレッスンの動画をあげることもあります。最近出てきたInstagram Storiesはもっと友達の近くにいる感覚、一緒にいる感覚で使ってるかな。残らないですしね。

長澤:メイもそうですね。最近海に行ったときの写真とか、友達と遊んだときの写真とかその時のファッションを載せています。たまに犬とか、動画もあげてますね。

動画はそんなに頻繁に使わないんですけれど、「SNOW」とか「SnapChat」とか、みんなでワイワイしてる時に顔が加工できるアプリを使ったのを載せたりとか。あとはメイクのやり方を質問されることが多いので、そういう時に使ってます。

山本:私はわりと何にも考えず、適当にあげてるんですよね。加工もせずにそのままの写真を載せていたりするし、逆に加工しなさすぎて「ちゃんとやれ」とか言われるんですよ。マネージャーさんに(笑)

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U:えー。でもかわいいよ。

長澤:うん。おしゃれ、おしゃれ!

山本:そうやって言ってもらえると、いいんですけど(笑) あげてる内容は、仕事のことが多いですね。仕事の時は普段の私服とは違うファッションやメイクが出来るので、それをあげたりとか。自分が使ってる私物を載せてる時もあります。動画も「Boomerang from Instagram」で写真が動いて見えるようにしたり、SnapChatで加工したものを保存してアップしたり、あんまり頻繁にはやっていないですね。

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3.人気インフルエンサー達の写真加工・撮影テクを教えちゃいます

--皆さんがInstagramを投稿する時に、一番こだわっているポイントって何ですか?

U:私は「自分の顔を載せすぎない」ように気を付けています。全体的な色味や質感は、出来るだけ整えていた方が、気持ちよく見てくれるかなと思っているので、フィルターも毎回同じものを使ってます。統一感も出ますしね。最近はカメラ(コンデジ)を持ち歩いているので、赤外線とかWi-Fiでスマホに取り込んで投稿することもあります。

ハッシュタグはすごく難しい。今ってSNSだけで「この子はこういう子」って判断されることもあるじゃないですか。なので、イメージが付きすぎないように差し支えないものを選んでいます。自分だけのタグ(#unakinoco)を作って、コーデを投稿する時はそれを毎回使うとかはしていますけれど、ほんと、自撮りの顔を載せすぎるのだけはしないようにしています(笑)(@unakinoco)

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山本:そのバランスめっちゃ分かる! 見ている皆さんからすると、それでもめっちゃ載ってるじゃんって思うかもしれないんですが、同じ角度の同じような写真ばっかりだと面白くないと思うんですよ。メイクも違う、服も違う、場所も違う。そういう違いじゃなくて、「角度、形、構図が同じだと全部同じ風に見えちゃう」。それだけはしたくないなって思ってますね。

自分で撮ったもの、人から撮ってもらったもの、カメラマンさんに撮ってもらったもの、とかバランスは考えています。あと、やっぱり私は「あんまり加工しすぎない」ところがこだわりなのかも。(@nairuuuu)

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長澤:メイは、アカウントが2つあるんです。完全プライベートなもの(@xxmeixx1208)と、カメラマンさんとかいろんなメイクさんとかと撮った写真を載せてる(@xxmeixxphoto)ものがあります。2つを全然違うものに見せたくて「クリエイティブなメイと、飾ってない普段のメイのアカウントを分ける」のがこだわりですね。

SNSを更新するのが苦じゃないので、最近好きな「フィルムカメラで撮った写真」を載せたり、「3枚ずつポーズ違いのカット」を載せたりしています。デジカメ、フィルムカメラ、インスタントカメラ、スマホ、結構いろいろ使い分けてますね。

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--なるほど。それぞれのこだわりを聞いてみると、個性が解りやすく出ていますね。もう少し突っ込んで質問してしまいますが、どんなアプリを使って加工していますか?

U:私は基本的に2つ。まずは「Instaflash Pro(インスタフラッシュプロ)」。これでコントラストを強くしたり、全体的なトーンを変えたりしています。ちょっと暗いところで撮っても明るく出たり、曇り空の写真も青空っぽく出来るというものですね。

もうひとつは、使っている方も多いと思いますが「VSCO cam(ヴォスコカム)」でフィルターをかけています。メインのフィルターは課金が必要なんですけれど「C3」を使っていて、1から10まで濃度を選べるんですけど、私は「大体3か4くらい」まで落として使ってます。

ちょっと色がフィルムっぽくなるんだけど、グレーっぽい感じというか。フィルターを全部同じにするだけで統一感は出ますね。カメラマンさんに撮ってもらった画質がすごくいいものとか、最初から明るさのバランスがとれているものは「VSCO cam」だけで加工しています。

(写真左から)「Instaflash Pro」は明るさ調整用。「VSCO cam」は色味調整用。DiFaメンバーにも愛用者が多いアプリ。
(写真左から)「Instaflash Pro」は明るさ調整用。「VSCO cam」は色味調整用。DiFaメンバーにも愛用者が多いアプリ。

長澤:メイも一緒。「VSCO cam」でフィルターも毎回同じのを使ってます。あとは、彩度を上げてますね。「ちょっと明るく鮮やかな感じにして、白のフレームをつける」ようにしてます。それは「正方形さん」というアプリを使っていますね。「2つのアカウントそれぞれで加工の仕方も差をつける」ようにしています。

山本:私は「VSCO cam」は時々使うかな。頻繁に使ってはいないですね。「どの色味にするかは、その時々で決める」ことが多いです。実は、あんまりたくさんアプリを使うほうではないので、結構インスタの中でやっちゃいますね。いちばんはじっこの三角のやつあるじゃないですか。あれをギッてします。

長澤:シャープだね。強い感じにするんだ。

山本:そうそう。「立体感だけ出すとか、コントラストだけ変える」とか。ほんと、ちょっとだけやりますね。私は白枠は「InstaSize(インスタサイズ)」っていうのを使ってます。メイちゃんは、差をつけるとか、分かりやすくするために使ってると思うんですが、私は正方形にしたり、長方形にしたり、横にしたり、加工の色もバラバラ。統一感がないって思われるかもしれないけど、「私自身が統一感に飽きてしまう」という理由でそんな風にしちゃってますね。

(写真左から)「正方形さん」はフレームをつけたり、動画のトリミングや向きの調整に使用。「InstaSize」はフレームや画角比率の調整に。Instagramの純正機能だけで素材を重視するという選択肢も。
(写真左から)「正方形さん」はフレームをつけたり、動画のトリミングや向きの調整に使用。「InstaSize」はフレームや画角比率の調整に。Instagramの純正機能だけで素材を重視するという選択肢も。

--定番アプリは使いつつも、それぞれの表現方法があって面白いですね。ちなみに、皆さんはモデルとして撮られる側のお仕事をされていらっしゃいますが、「撮られ方」にはどんなこだわりがありますか?

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U:「光」は、めっちゃ気にします。みんな気にしてると思うんですけど、自撮りする時も光が多い所を探して撮ります。暗いと画質も粗くなっちゃうし、加工してもどうにもならないから。でも、フラッシュはあんまり使わないんですよね。

長澤:メイは、全身コーデを撮る時とかは、後ろの風景をめっちゃ気にします。ゴミとか写ってたら絶対かわいくないので、映り込むものに気をつけるとか。着ている服がシンプルだったら、背景もシンプルにしようとか。

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山本:私はiPhone5Sでしか撮らないんですけれど、インカメラにフラッシュがないので、スマホを裏返しにして撮ることもありますね。最近、カラーメイクが流行ってるじゃないですか。撮影のお仕事でも、カラーメイクものが多いんですけれど、普通に撮るだけだと色味や質感が綺麗にでないんですね。なので、明るいところでもフラッシュを使うと、結構はっきりカラーとかラメとかが見えるようになるので、室内とか晴れててもフラッシュを使ったりしますね。

U:へぇー、そうなんだ! それ参考になる。

長澤:うんうん。それ、やってみる!

4.注目しているデジタルファッショニスタはいますか?

--プロのテクニックを間近に見ることが出来ると、色んなヒントも得る機会がありそうですね。使い手としてはどうでしょうか、Instagramをフォローしていて気になってるアカウント、これいいよねって方はいますか?

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U:韓国系フランス人の方で、Christina Paik(@christinapaik)さんが気になります。スタイリストのお仕事をされていたり、写真を撮ったりされている方ですね。プライベート用、自分の撮った写真だけ載せてるもの、ご自身で作られているお洋服を載せてるもの、とかアカウントがいくつかあって。

Christina Paik(@christinapaik)さん公式Instagramより
Christina Paik(@christinapaik)さん公式Instagramより

フィルムカメラで撮ったものを転送してアップされてるんですけども、「一見雑な感じの撮り方なんだけど、ページで見るとおしゃれ」っていうのが参考になります。センスいいな、と思って。

長澤:メイは、モデルの萬波ユカさん(@yukamannami)が好きですね。自分の作品撮りをめっちゃ載せていて、参考にしています。シュールなのもかわいいなって。すごい憧れてます。

モデルの萬波ユカさん(@yukamannami)さん公式Instagramより
モデルの萬波ユカさん(@yukamannami)さん公式Instagramより

山本:ステラ・ルシア(Stella Lucia)(@stellaluciadeopito)ちゃんていう、オーストリア出身のモデルさんが好きです。加工ナシの写真も多いし、彼女が写ってない写真もあって、ラフというか雑というか……(苦笑) なんか最近、海外の若いモデルさんのインスタって、飾ってない人が増えたなって気がします。私はそういうのが好きで。自分が出たショーの写真とかマガジンの写真とか、カッコいいものも見れるし、素の部分も見れるのが良いなって。

ステラ・ルシア(Stella Lucia)(@stellaluciadeopito)さん公式Instagramより
ステラ・ルシア(Stella Lucia)(@stellaluciadeopito)さん公式Instagramより

5.気になる“デジタル×ファッション”アイテムをピックアップ!

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--この会場の1階ではデジタル×ファッションがテーマの様々な展示も行われていて、先ほど皆さんにも実際に体験して頂きましたが、いかがでしたか?

U:chloma(クロマ)さんのショーが見られるVRゴーグルとか、宇宙に行ったみたいな感じですごかったです。あの中でお洋服を実際にショッピングすることとかも出来るらしいんですけど、映像もリアルで面白かったですね。立体的というか、上を見ても下を見ても、ちゃんと作られててすごいと思いました。


長澤:Orphe(オルフェ)のスニーカー、めちゃめちゃ光ってましたね。これ、音楽と連動できたりするんですよね。ただ光るだけじゃなくて操作できるっていうのがいいなって思いました。フェスとかに履いていきたいなぁ。お値段も3万くらいなので、そんなに高くないですもんね。

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--どの展示も、ビジュアルのインパクトがすごかったですよね。さて、皆さんには最近気になっている“デジタル×ファッション”なアイテムを、この会場に来る前にピックアップしてきてもらいましたが、それぞれどんなものでしょうか?

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U:私は「Beats by Dre」と「UNDERCOVER」がコラボした「Powerbeats2 Wirelessヘッドフォン」です。移動中に音楽を聴くことが多いので、ワイヤレスはすごい便利。かわいいし、おしゃれなので、持ってるだけでテンションも上がるし。音もいいので重宝しています。こういうカラーリングってなかなかないので、つけてると「それ、どこの?」ってよく聞かれますね。

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日本の伝統的な色使いにヒントを得た、落ち着いたデザイン。― Powerbeats2 Wirelessヘッドフォン
日本の伝統的な色使いにヒントを得た、落ち着いたデザイン。― Powerbeats2 Wirelessヘッドフォン

長澤:メイは、ソーラーパネルで充電が出来るという「Sol bag」です。バッグの表側のハニカムデザインのうち、7つがソーラーパネルになってるんですね。こんなの知らなくて、便利だなぁって思います。メイは、ほんとすぐ充電がなくなるのでこういうの嬉しいです。デザインもファッションに合わせやすくて、普通に欲しいって思えるのがいいですよね。

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クラッチバックとして普通に欲しいと思えるデザインは、男女問わず人気。― Sol bag
クラッチバックとして普通に欲しいと思えるデザインは、男女問わず人気。― Sol bag

山本:私はこの、3Dプリントで作られたアクセサリーが気になりました。「モノサーカス」という九州在住のアーティストさんが作られたもので、今メトロポリタン美術館で行われている展示会(Manus × Machina: Fashion in an Age of Technology)にも展示販売されているそうです。3Dプリントされたものって、洗練されたものがまだ少ない印象があったんですが、立体的なリボンとか普通に可愛くて。サイトにも色んな種類があがってるので是非チェックしてみてください。

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― モノサーカス
モノサーカス

6.“デジタル×ファッション”コーデをInstagramにアップ!

--それぞれ選んでもらったこれらのアイテムですが、今日は実際にご自身のスタイリングにとりいれた「スタイリングフォト」の方もね、実は先ほど撮影してまいりました。今回の撮影は「Droptokyo」でご活躍されているクリエイターの岩野さんにご協力を頂いてまして、プロカメラマンの視点から見たInstagram、どういう風にすればうまく撮れるのかなども踏まえてお話を伺っていきたいと思います。

岩野さん(以下、岩野):Droptokyoという2007年からスタートしたストリートスナップを撮るウェブマガジンでフォトグラファーを務めております、岩野と申します。よろしくお願いします。

--早速なんですけれども、皆さんそれぞれ、スタイリングのポイントを教えて頂けますでしょうか?

U:基本的に自分のスポーティなスタイルは崩さず、いつものスタイルですね。水色と赤、この配色がすごく好きなので、アップで撮ることも考えて、水色を生かせるように赤いお洋服をポイントにしてきました。全身で見るとなんかこうした方が良かったかな、とかはあるんですけど、スカートとパンツが一緒になっているNikeとSacaiのコラボのものですね。ちょっとハイテクさは意識しました。

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長澤:デザインに紺色が入ってたので、メガネの色を同じにしてみました。デニム・オン・デニムって感じで、シンプルにバッグが目立つように。普段もその日その日で全然違うものを着ているので、今日はこのバッグに合わせてコーデを組んだ感じです。

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山本:私は「リボンしてるけどブリブリじゃないよね」みたいな感じです。普段はチョーカーをつけるのがすごい好きで。今日は首のとこが詰まってるんですけど、リボンがついてるんです。ラブリーな感じは私あまり好きじゃないので、好きな黒とか茶色とかで上品な感じというか、ちょっと女の子っぽい感じにしてみました。

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--なるほど。岩野さんは、撮る時このポイントは気をつけたとかってありますか?

岩野:彼女達のInstagramに載せてもらえるかもしれない、ということを考えると、撮り方もかなり気を遣います。それぞれのアカウントがどんな投稿をしているか意識して撮っていますね。

例えばメイちゃんは横の写真が多いです、となったら、ストリートスナップって基本は縦位置の写真が多かったりするんですけど、メイちゃん用には横の写真を撮ったり。

ストリートで撮る、という仕事柄、東京らしさやそのコーディネートに合った背景選びにも気をつけてはいますね。今回のUnaちゃんのスタイリングであれば、青系と、赤と、オレンジ、そういうキーカラーが入ってるグラフィックのあるところで撮ってみたいなとか。

以前Unaちゃんを撮影させて頂いたときに、今日のNikeとSacaiコラボのボトムスを持っているのは知っていたので、どうやって撮ったらスカートとパンツの組み合わせがきれいに見えるかっていうのも、気を付けました。

長澤:さすがー!!

岩野:メイちゃんは、ソーラーパネルが埋め込まれたクラッチバックっていうことだったので、今日晴れてないとソーラー感が伝わらないと思ったんですけど、逆に白く飛ばしちゃおうかなと思って、飛ばしてみました。同色の青とかをいれると写真として締まるのかなとか、意識して。

U・山本・長澤:すごーい! さすがだね。

岩野:ありがとうございます! 奈衣瑠ちゃんは、なんでこんな夏なのに秋のコーディネートなんだって思った部分はあるんですけど(笑) 逆に先取ってるというイメージで「Ginza」だったらどうするかな、とか自分の中で解釈して。普通だったら撮らない場所で背景を選びましたね。全身写真を見ていただくと、室外機が写ってたりとかするんですが、おしゃれになるかなって頑張ってみました。

U:ほんと3人とも岩野さんにはよく撮ってもらっていて、すごい信頼してるんです。絶対かっこよく撮ってくれるだろうって。くさんの方を撮ってると思うんですが、その子たちひとりひとりのインスタの特徴というか、この子はこういうのが好きとか嫌いとか、全部把握してるのがすごいです。渋谷、原宿、表参道あたり、どんだけ背景知ってんの! ってくらいロケーションにも詳しい。

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岩野:週に何回会うんだよって時もありますね(笑)年間通じて彼女たちのこと撮り続けるっていうのは段々ハードルが上がっていくんですよね。インスタグラムでいいねがどれだけつくのかっていうのも、視覚化されてしまうとやっぱり気になるので。その人の、その時の、そのコーディネートに、ってところまで含めて大事だなと思ってるんです。

--なるほど。それでは、今日岩野さんに撮影していただいたお写真をもとに、三人が実際にInstagramへ投稿するところまで、ここでリアルタイムにやってみて頂こうと思います。

U:はい!先ほども紹介したとおりですが、画像が綺麗なのでフィルターだけかけてみたいと思います。「VOSCO cam」の「C4」を使います。今日は3くらいにしようかな……。はい。少しコントラストが強めで青味がでました。で、いつもコーディネートをアップするときに使うハッシュタグをつけて。これでシェアしちゃいます。今あがりました!

Fashion × technology #sensors × #DiFa #Todays_Unakinoc . ????: @cazumax

Unaさん(@unakinoco)が投稿した写真 –


長澤:メイは「VOSCO cam」の「C1」にしようかな。これだと黒すぎちゃうから、ちょっと8くらい下げて、彩度を2くらいにして、シャープでちょっと3Dぽくしてみます。フェードでちょっと曇らせるのも好きですね。いつもは横だけど「正方形さん」で今日は新鮮な縦もいいかな……。どうしよっかな……。背景の黄色い壁が可愛いから、これを入れたいので、下を切ります。ハッシュタグどうしよう。fashion、テクノロジー、DiFa、mei_outfit、とかかな。これでアップします。


山本:普段はあんまり使ってないんですが、今日は「VSCO」使ってみますね。いつもサイズをどうしようか考えているので、枠をどうしようかな。このまま載せるか……、なんだか色々出て来て恥ずかしいです(笑) じゃぁこれをインスタの中のシャープではっきりさせて。文章どうしよう。Technologyとfashion。こんな感じですかね。絵文字だけポンポンポンと入れちゃいます。

technology × fashion ???????????? #difa #fashion

山本奈衣瑠さん(@nairuuuu)が投稿した写真 –


--はい、というわけで無事に三人ともInstagramにアップしていただきましたが、いかがでしたでしょうか? ご覧になっていただけたら、ぜひ「いいね」も押して頂ければと思います。最後に、今後みなさんが挑戦してみたいことや抱負などをお聞かせいただけますか?

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U:作品撮りとか動画での表現はしてみたいですね。写真は加工も簡単に出来てしまうし、ある程度作れてしまうけれど、動画になると、より「人」とか「温度とか質感」もリアルに伝わるなって思います。スカートがヒラヒラするとか、メイクのラメ感とか肌の質感とか。

長:動画をアップすると「メイちゃんって、こんな声してたんだなあ」とか言われるんで、やっぱみんな自分の中で出来上がったイメージがあるとこに、リアルな自分ってこうなんだよって伝えられるから、動画で表現するのも大切だなって思ってますね。

山:私はあんまり、可愛く撮ってもらった写真とか載せてないんですけど、実際の自分とは違ったイメージで受け取られてることもあるなぁと思っていて。写真はどこか作られたとこも、ごまかされてるとこもあると思うし。写真より動いてるほうがいいね、かっこいいねって人もいると思うから、撮影してる風景の動画とかは上げていきたいですね。撮影現場ってこんな風になってるんだ、とか、こんな風に撮ってるんだって、そういう新鮮な反応が返って来るようなものを、やっていくのがいいかなって思ってます。

*****

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今回は人気インフルエンサーやクリエイター達が日頃どのようにInstagramと向き合い、デジタル×ファッションを感じているのか、リアルな感性に迫ってみました。まだまだFashionTechなアイテムを日常的に着こなすとまではいかないものの、日々無意識にテクノロジーを使いこなし、自身の個性を表現する彼女たちの感性には、たくさんのヒントが詰まっているように思います。またこのようなイベントがあれば、DiFaメンバーにも登場してもらって更に深く議論をしてみたいものですね。今回のイベントに関わってくださった皆さま、会場にお越しいただいた皆さま、ありがとうございました!

■出演

Una

TwitterInstagramWEARBLOGYouTube

長澤メイ

TwitterInstagramWEARBLOG

山本奈衣瑠

TwitterInstagramWEAR

SHIBUYA FASHIONCODE WEEK

http://www.sensors.jp/fashioncode/
Special thanks to SENSORS
Photo by Kazuma Iwano(Droptokyo
Moderator by Hiroaki Mizutani
Text by Miho Iizuka

DiFa編集部



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