Special | 2017.02.01
カバーガールの撮影現場に密着!-メイリン(ZOMBIE-CHANG)【From Editors】

カバーガールの撮影現場に密着!-メイリン(ZOMBIE-CHANG)【From Editors】

DiFa Covergirl #004の撮影は、東京でも雪を観測した1月中旬に行われました。

今回のCovergirlを飾っていただいたメイリン(ZOMBIE-CHANG)さんは、楽曲制作を中心に、グッズやMVの制作、時には雑誌の表紙を飾るなど、独自のインスピレーションから、様々なモノことを生み出すマルチな才能の持ち主。そんな彼女に撮影現場で色んなお話を伺ってきましたので、そのインタビューをお届けしたいと思います。

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メイリン(ZOMBIE-CHANG)

ニューウェーヴ女性アーティスト。ローファイな音源に、なんともクセになるヴォイス。そのアンバランスさが魅力の、メイリン(ZOMBIE-CHANG)。ボーカル、トラック、パフォーマンス全てメイリン(ZOMBIE-CHANG)一人で行う。また、ファッションモデルとしても活躍中。
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今回、DiFa編集部がセレクトしたアザーカットはこちら。

Photo by Shun Komiyama
Photo by Shun Komiyama

週末には雪が降った寒空のなか、顔色を変えることなく撮影に臨んでいただいたメイリン(ZOMBIE-CHANG)さん。さすがプロです…!!

●あわせて読みたい:Covergirl #004 メイリン(ZOMBIE-CHANG)

#アーティスト #○○の人 #ラベリング

ーー最近の活動を簡単におうかがいできますか?
曲を作ったり、雑誌に掲載いただいたり、最近だと、3月に出るアルバムのMVを作ったり、色々ですね。あまり「○○の人」というラベリングをされたくないので、できることなら何でもやりたい、やっていきたいと思って活動しています。

ーー音楽・アーティストとしての活動を始めたきっかけは?
中学生の頃、受験が終わったタイミングで親にギター買ってもらい、ギターで曲を作るようになったのがはじまりです。バンドを組んだりしてみたかったんですが、わたし、自分が作りたいと思ったものを人と共有するのが苦手なんです。人の意識が自分が作りたいものに入ってくるのが苦手で、誰かと一緒につくるってことができなかったんです。当時は本当、1mmも入って欲しくないと思っていたくらいダメでしたね。
このままじゃ音楽は作れないと思ったときに、Macに「Garage Band」という音楽制作ソフトが入っていることに気づき、それを使って音楽作りを始めました。いまは「Logic Pro」という「Garage Band」の上位のソフトを使っているのですが、今の音や曲作りはソフトによる影響も大きいですね。

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ーーそうすると、現在制作はすべてひとりですすめているんでしょうか?
いえいえ、本当は全部ひとりでやりたいんですけど、全てを使いこなせるわけではないので。人に助けてもらいながら進めている部分も多いです。ただ、決まったメンバーと作り上げていくというわけではなく、基本はその時々に出会った方をベースに一緒に作っています。

ーー「この人とやりたい」と、指名したりされないんでしょうか?
むしろ、わたしはこの人とやりたいという感覚が分からないんです。正確にいうと、自分がこの人とやりたいと思っても、その感覚が正しいのか自信を持てない。また相手側もこちらが求めているからといってマッチするとは限らないと思うからです。だからその時々に出会ったメンバーといいものを作っていきたいと考えていますね。

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#インプット

ーー普段インスピレーションを受けたりしているものや情報源はありますか?
うーん…そうですね…。(しばし沈黙)…無いかも知れないですね。SNSも、文字や情報がたくさん入ってきて頭痛くなってしまうので、最近はあまりやらなくなっちゃいましたし、ネットメディアもほとんど見ません。テレビも家にないですし、雑誌もあんまり読まないんですよ。

ーーでは友達から情報を得たり?
わたし友達もあんまり多くないので…。どうしよう!? なにもないですね(笑)
あ…しいていうなら、レコード屋さんでしょうか。新宿のディスクユニオンが好きで、よくジャケ買いしたりしてます。ほかのレコード屋さんは情報量が多すぎる感じがして苦手なんですが、新宿のディスクユニオンだけはすごく落ち着くんです。
あとは、映画とかドラマをHuluで見たりしていますね。最近だと『Girls※』が面白かったです。ただ、作品作りにおいての世界観はあまり取り込まないようにしているんです。わたし真剣に見過ぎると物語に感情移入し過ぎちゃって、乗り移ったみたいになっちゃうんですよ。なので、一定の距離は取るようにしていてまね。

※2012年4月15日にアメリカ合衆国で放送開始された、ニューヨークに暮らす一般的な20代の生活を舞台としたラブコメディドラマ。女優のレナ・ダナムが製作し、物語の大部分は実体験に基づく。レナ・ダナムはメインキャストのハンナ役として出演もしている。

ーーそうなんですね!はじめてメイリン(ZOMBIE-CHANG)さんの音楽を聞いたとき、「どうやったらこういう音楽ができるんだろう…」と思って、きっと強烈なインスピレーションがあるんだと勝手に思っていました。
正直、わたし自身、できあがった音楽を聞くと「どうやって出てきたんだろう….?」って思うこともあるんです(笑)なので、考えてできているものじゃないんだと思います。

#スマホ #写真 #フィルムカメラ

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ーーシンプルなホーム画面ですね。
最初から入っているアプリばっかりで、あんまり新しいアプリも入れてないんです。珍しいですか?

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ーーいままで取材させていただいた方の中では、ここまでシンプルな人は少ないかも知れないですね。
えー、なんかショックですね(笑)

ーーでも、Instagramはご自身でやっていらっしゃるんですよね。
そうですね、ただ特段テーマを決めずアップしているので、語れるようなこだわりみたいなものはないですよ。撮影して頂いた写真をアップしたり、わたしがいいと思って撮ったものをアップしてるだけですなんです。あと、実はアカウントも2つ持っていて、パブリックにしている公式のものと、私しか見ない、0フォロー0フォロワーのプライベートアカウントもあるんです。そっちは…(タイムラインを見ながら)犬とか、ハトとか…犬とハトばっかりですね(笑)

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これは「銀座ドッグ」、これは「影の犬」ですね。それぞれ写真にはタイトルをつけていて、タイトルとビジュアルのセットで私が撮りたかったものを表現するように意識しているんです。

ーー写真といえば、最近フィルムカメラを購入されたとか?
そうなんです!ほんとつい最近買いました。いまはどのフィルムを使ったら自分撮りたい感じの写真が撮れるかを調べるために、フィルムを色々試しています。いまのところだと、富士フイルムの『Velvia 100』というリバーサルフィルムで撮ったやつが一番キレイでした。現像から上がってきたのをみて「やばい!」と思いましたね。

『影の犬』
『影の犬』

#メジャーカルチャー

ーーファッションで今後やっていきたいことはありますか?
そうですね…あんまり面白くないことでもいいですか?自分の着たい服を貫きたいですね。わたし結構流されやすいんですよ。「ここに行くにはこの格好は微妙かな…」とか考えて、着たいものを着ないことがあるので、それをやめて、自分の着たいものを着たいときに着たいです。

ーー今後、音楽活動を含めてやっていきたいことはありますか?
すごくポップな作品を作りたいです。
よく「アンダーグラウンドな感じが好きなんでしょ?」と言われるんですけど、別にそんなことはないんですよ。自分のフィルターを通して作ると、自分ではポップだと思って作っていても、アンダーグラウンドな感じと一般的には思われるものになるみたいなんです。
だからこそ、どんどんポップにしてきたいですし、メジャーカルチャーになるような作品を作りたいと思っています。
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*****

インプットも含め、恣意的に何かを行なうのではなく、とても自然体でものづくりをするメイリン(ZOMBIE-CHANG)さん。彼女のフィルターを通して作られる世界観に魅了される人が増えるなか、よりメジャーカルチャーになっていきたいと意気込むメイリン(ZOMBIE-CHANG)さんの2017年が楽しみです。

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Model:メイリン(ZOMBIE-CHANG)
Hair&make:KATO(@katohairmake
Photo:Shun Komiyama(@shun_komiyama
Text:Kazuyuki Koyama

DiFa編集部



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