ウエアラブルガジェットの代表格、Apple Watchのリアルな付けこなし術を話題のおしゃれ達人たちが大公開。彼らの着こなしからこれからの「ウェアラブル」の新しい定義が見えてくる。
FEMM
意思を持つマネキンRiRi(リリ・左)とLuLa(ルラ)からなるダンス&ラップデュオフェム。全米ビルボードチャートで10位を獲得した彼女たちは、「歌うことはできるが、話すことはしない」ため、彼女たちの代弁者である担当エージェントの『Honey-B』と『W-Trouble』が、AppleWatchについて語ってくれた。
Honey-B「今回RiRiはピンク色の女性らしいApple Watchをつけさせていただきましたが、子供っぽくならないように、シックなモノトーンのコーディネートにしてみました。また手元ですぐにメールが見れたり、SNSをチェックしたり、スケジュールを確認したりできるのでとても便利ですよね。FEMMの2体は最新のものにとても興味あるので、他にもどんな機能があるのか知りたいみたいです」
W-Trouble「LuLaは、黄色のバンドで、春らしさをイメージにしてみまた。ただガジェットとしてだけではなく、ファッションとしても取り入れる事が出来るところに魅力を感じたみたいです」
Honey-B「今回はシックにまとめましたが、スポーティーな服装にも合いそうと言っています。」W-Trouble「LuLaは、メタルな時計にラバーベルトの組み合わせがFEMMEらしいと思っているみたいです」
ヒップホップユニット:中小企業

中小企業とはリラックスをメインテーマに掲げるヒップホップユニット。MCの中山さんはイラストレーターとして。トラックメイカーの小山さんはアートディレクターとして活躍中。コージーなスタイルとハイエンドな着こなしが対照的なふたりにApple Watchの魅力を尋ねると「瞬発力」(小山)「モニターとベルトの組み合わせの多様さ」(中山)とスタイリング同様にコメントも然り。けれど、音楽の趣味はピタリと重なるとか。3月15日には2枚目のアルバム『NESS』の発売を控えている。
「基本モノトーンしか着ないので、着こなしに映える白をセレクト」(小山)「洋服の素材感とのコントラストを考えてシルバーのメッシュをチョイス」(中山)
Apple watchを挟んだ会話は、まさに音同様に終始リラックスしたムード。
竹原大樹 24歳 フリーランス
現在エディターやアーティストのマネジメントを手がける竹原さんは自他共に認めるファッショニスタ。この日の着こなしは、ラルフローレンのジャケットにプラダのシャツとニット、そしてグッチのネクタイとシューズというハイエンドなミックスコーディネートを披露してくれた。そこに合わせたのはビジュアル買いしたというゴムタイプのバンドをコーディネート。「Apple Watchってまさに僕らの世代の時計の適正価格。ラグジュアリーブランドでもないし、チープでカジュアルすぎるものもミスフィットなので、まさに自分たちの世代の時計という感じ」とこだわりを感じるコメントもクール。
冬っぽくなりすぎないよう、明るめの色を差し色にしたという本日のスタイリング。「Apple Watchをつける日は手元に何もつけないよう、シンプルにまとめています」
HOLITO 28歳 TALK BOXER @HOLITO___
最近はUKRのアルバム「THEORY」にフィーチャリングミュージシャンとしても参加しているミュージシャンのHOLITOさん。普段の移動手段が自転車という彼が語るApple Watchの魅力は「自転車に乗りながらiPhoneの機能が腕で完結するところ」。オーバーサイズのアイテムのレイヤードからチラリとのぞかせたのは「黒が好きなので」…とコートの黒に合わせたベルトをチョイス。
「Apple WatchはもちろんAppleのファンです」というHOLITOさん。目下欲しいのは、新しいMacBookだそう。
DiFa編集部