Topics | 2017.03.12
ファッション業界に新たな「ビジネス形態」をもたらした日本発のサービス・ブランド5選

ファッション業界に新たな「ビジネス形態」をもたらした日本発のサービス・ブランド5選

スタートアップを中心に“デジタルを効果的に活用”することで、ファッション業界のビジネスに新たな息吹をもたらしています。今回は日本のファッション関連のスタートアップを中心に生活者に浸透し始めたサービス5つを「ビジネス形態」を例に取りながら簡単にご紹介していきます。

1) レンタルサービス

毎月一定額を支払うことで定期的に洋服が届き、レンタルできるサービス。

ー air Closet(エアークローゼット)

air Closet(エアークローゼット)は期限なく、何度も新しい洋服との出会いを楽しむことができるサービスです。レンタルしているアイテムで、気になった洋服は割引価格での購入も可能。服を提供するブランド側はブランドの認知度を高め、今後の購入に結びつけることも出来ます。“服は購入するもの”という概念を覆し、服をレンタルするという新たな形態をもたらしました。

類似サービスとしては、「ストライプインターナショナル」取扱のブランドの新品を同時に3点までレンタルできるメチャカリや、月額6,800円でブランドバッグを無制限で使い放題のLaxus(ラクサス)、1週間1,980円でネクタイをはじめとするブランドアイテムをすぐに借りられるKASHI KARI(カシカリ)などが挙げられます。

2) フリマアプリ

生活者同士がダイレクトに商品を売買できるサービス。

ー mercari(メルカリ)

mercari(メルカリ)は売りたい品物を撮影し、説明と希望額を入力するだけで出品が出来ます。登録や出品の際に費用はかからず、成約時に販売価格の10%が販売手数料として徴収されるだけなんです。2013年7月にサービスの提供が始まって以来、利用者数は右肩上がりで増加中。売買される商品は幅広く、1日に出店される商品は50万品以上とのこと。以前はリサイクルショップが中古品を査定・買い取りをし、販売を行うのが主流でしたが、このサービスにより消費者自身が自ら価格を設定しスマートフォン一つで商品を販売することが可能となりました。

類似サービスとしては、楽天が運営する売れたときの手数料がかからないフリマアプリ、ラクマFRIL(フリル)、好みのテイストの商品がおすすめに並ぶ女の子のためのフリマアプリSHOPPIES(ショッピーズ)などが挙げられます。

3) 対話型コマース

サービス提供側と消費者がデジタル上で対話しつつ、購入も出来るサービス。

ー SENSY(センシー)

SENSY(センシー)は利用者の感性を人口知能で理解し、利用者に最適な商品をレコメンド、最終的に購入までつなげることができます。更に店舗接客やマーケティングデータ解析、EC接客、パーソナライズDM等様々な用途において活用することも可能です。

類似サービスとしては、人工知能ではないですが、ユーザがアプリから投稿したファションに関する質問や要望にアパレルショップの店員が回答してくれるO2Oアプリ「STYLER(スタイラー)」等が挙げられます。

4) カスタマイズサービス

消費者がインターネット上で簡単に自分好みのアイテムを作れるサービス。

ー La Fabric(ラ ファブリック)

La Fabric(ラ ファブリック)は日本製のオーダーメイドスーツ、シャツ、ジーンズなどをカスタムオーダーできるメンズファッション通販サービス。スーツから靴、下着までオーダーできるアイテムは様々。一からすべてオーダーするのではなく、いくつかの選択肢の中から選んで組み合わせていくことが出来るので初心者の方も気軽に利用することができるのは魅力的ですね。

類似サービスとして1000人以上の縫製職人に洋服や雑貨をネット上でたった1点からオーダーできるnutte(ヌッテ)や自分にピッタリのサイズ、好みのデザインのランジェリーをオーダー出来るAll for me(オール フォー ミー)等が挙げられます。

5) オンライン特化型SPA

自社で企画、工場と取引して卸を通さず、オンラインのみで販売を行うSPAブランド。

ー Factelier(ファクトリエ)

Factelier(ファクトリエ)は中間業者を挟まず、更にEコマースのみで販売することによってコストを削減。
工場には妥当な工賃の支払いをし、消費者にも通常の1/2の価格で販売しています。世界一流ブランドを生産する工場のみを厳選し、デザインは業界著名人が監修した“モダンベーシック”となっているのが特徴です。

デジタルを効果的に活用することで、生活者のニーズに答えたサービスが生まれ「ビジネスの形態」が変わってきています。今回は主要な「ビジネス形態」をご紹介してみましたが、他にも数多く存在しますので次回改めて紹介してみたいと思います。

Text : Moeka Sato
Cover photo by shutterstock

DiFa編集部



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