Topics | 2017.06.11
トーキョーCOVER GIRL VOL.02 中村理彩子@不思議な西麻布【前編】

トーキョーCOVER GIRL VOL.02 中村理彩子@不思議な西麻布【前編】

DiFaが注目するライジングガールを新進気鋭の写真家、嶌村吉祥丸が撮り下ろす新企画、トーキョーCOVER GIRL。第二弾は、学生・モデル。現在放映中の特保のコカコーラのCMでは鮮烈な「食べる」シーンが印象的な中村理彩子さんをピックアップ。

今月からスタートする新連載「RISAKOのデジタルものづくり」を祝して、DiFaのレギュラー的モデルになりつつある彼女が気に入りの西麻布をPHOTO散歩。今回は改めてこんにちは、初めましての自己紹介。次回は彼女自身が読者のためにチョイスしてくれた、ちょっと不思議な西麻布ガイドをお送りします。

PHOTO :KISSHOMARU SHIMAMURA

ちょっと謎めき。読書スペースもある、おばあちゃんの雑貨屋さん

 

本日のガイド、中間地点なり

初詣にも訪れた長谷寺は今日の着物と絶妙にマッチ

 

ちょっとMOBOになれる、お気に入りの骨董屋さん

 

謎のおちょこの正体は…?
今日は自作の着物で登場。耳元には同じく自作の「うるし」が象ってあるピアスが揺れて

 

 

理彩子に訊ねるデジタルとファッションとキャラクターあれこれ。

 

今日のスタイリングのポイントを教えてください。

自分で製作した、シルクの単衣(ひとえ)の着物で裾にレースをあしらいました。シワにならないので、重宝しています。普段はえんじ色の名古屋帯を締めて着ていますが、細いベルトを合わせて腰紐の代わりに留めて着ると涼しいし、中性的な感じなので、今日はそんな楽なスタイリングをしてみました。

モデルになったきっかけは?

ファッションと服飾全般が好きだったんです。

デジタルということばを聞いて、イメージすることは?

手先が不器用な自分でも、ソフトを介して色々なモノを扱うことができる(笑)!

今手持ちのガジェットで一番気に入っているものは?

アップルペンシル。たくさんのデザイン画を起こすのに役立っています。

スマホの機能でいちばん使っているのは?

読書アプリ。読書、好きなんです。

よく使う EC は?

メルカリです。使い古したカバンから売春まで揃う、ぶっ飛んだ実装が見られて楽しいから。

今一番チャレンジしてみたいことは?

伝統工芸漆で作るアパレルをテーマに合同展示会を3月に行ったのですが、この時の知見を活かして、引き続き日本の伝統工芸やモチーフをデジファブと掛け合わせることをテーマに服作りをしたいです。

今いちばん夢中になっていることは何ですか?

思いついた服やモノデザインを、デジファブを通じて形にする事。

憧れる人は?

柳田國男。本の内容も面白いのに、文章も丁寧かつ綺麗で、素敵だと思うから。

これからの夢や目標を教えてください。

いかなる分野においても、思い描いたものを形にすることを今後も続けたい。

次回は西麻布ガイド詳細編ですが、先にちょっとだけ。今回の撮影の中で一番思い入れのある場所は?

六本木通りにある、おばあちゃんがやっている雑貨屋さん。(編集部注:写真1枚目。次回にお店の全貌をご紹介します) どうも商売に消極的なその店構えは、六本木ヒルズのふもとにある、ハイソな繁華街として知られるエリアとは無類の佇まい。私がかつて住んでいたハワイ、カイルアでよく覗いた、近所のガレージセールを彷彿とさせてくれるんです。

カイルアのガレージでは、車庫の車をどけて作った空間に、大事に使ってきた、捨てるにも捨てられない品々を芝生の上のシートに広げて、隣には家主がのんびり椅子に寝転んでいました。幼い私は学校カバンを背負ったまま、傷だらけになった人のモノを物珍しさで見たりいじったりしていたんですが、私が1ドルも持っていないことを知ってか「いくら?」と聞いても答えてなくて。その代わりに「日系なのかい?」 と、知っている日系の苗字を教えてくれたり、売っている商品で遊んでくれたりと皆が可愛がってくれました。

今日の雑貨屋さんも、新品のボンドからおばあちゃんの使い古した筆箱まで、いっしょくたにされているので、まるでカイルアのガレージセールのようで。大事な古本の多くは恋愛モノと歴史 モノ。おばあちゃんの好奇心旺盛で奔放な人柄が伝わってきて、人の古本棚とは 眺めていてこんなに面白いものなのか、気づかされるんですよね。いつも奥でテレビを観ているおばあちゃんを呼ぶと、立原正秋の『恋人たち』を手 に「ダメな男に引っかからない極意」たるものを熱弁までしてくれることも。

都会の喧騒にも慣れてきたところに、幼少の穏やかな記憶が呼び覚まされる場所。そんな六本木の不思議な一角が、私にとっての西麻布なんです。

……続きは次回へ

⚫︎3月にアップApple Watch特集にも登場しています。

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⚫︎vol.1のカバーガールはモデルの平野マユ

中村理彩子

大学生・モデル
1994年埼玉県生まれ。22歳。幼少期をハワイとサンフランシスコで過ごした日米ハーフ。中国・上海を訪れた際、服飾文化の違いに魅せられたことをきっかけに、ファッションデザインの研究を志す。現在は、研究活動の一環として、レーザーカッター等の工作機械を用いた衣服製作を精力的に行うほか、ファッションモデルとしても活動を行っている。慶應義塾大学総合政策学部・水野研究室所属。また文化服装学院でも「服作り」を学んでいる。今月からスタートする新連載「RISAKO のデジタルものづくり」では彼女のデジタルの知見を生かした、ユニークでみんなができるものづくりを紹介していく。

 

DiFa編集部



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