| 2017.08.26
トーキョーCOVER GIRL VOL.3 中瀬萌@BROOKLYN《後編》

トーキョーCOVER GIRL VOL.3 中瀬萌@BROOKLYN《後編》

DiFaが注目するライジングガールを、写真家、嶌村吉祥丸が撮り下ろす企画「トーキョーCOVER GIRL」。第三弾はアーティスト、モデルとして活動中の中瀬萌《後編》。DiFa初となる海外シューティングの舞台は、彼女の個展を開催していたブルックリン。今回は作品と共に、23歳の素顔に迫ります。

PHOTO:KISSHOMARU SHIMAMURA

 

中瀬萌 MOE NAKASE:アーティスト、モデル 23歳

さて。今回は中瀬さんのブルックリンでの個展にお伺いしての撮影となりました。元々ニューヨークがお好きなんですよね。

「昔からすごく憧れがあって、世界の中心はニューヨークだと思ってました。海外に初めて行くならニューヨークと決めていて、実際高校生の時に1人で3週間くらい滞在したんです。でも全く英語も喋れなくて、コンビニで何かものを買うのも怖くてって……いうのは今でも鮮明に覚えていて。でもみんなすごいスタイリッシュで格好良くて歩いててもきらきらしていて。その時は東京にすら全然行ったことがなかったので、すべてが新鮮でした。出身は神奈川なんですけどほぼ山梨に近いですね。本当に山の中で育って。原宿行くのも怖かったくらい。だけどニューヨークはすごい憧れで好奇心で行った感じです。」

そこからアーティストになろうと思ったきっかけを教えてください。

「高校を卒業して漠然と大学に入って国際関係を勉強していました。海外にすごく興味があって。ただ2年位してからモデルの仕事を頂いてそっちがメインになりました。そこで大学も辞めてしまって」

モデルとしてはどんな仕事を?

「ビームスのカタログや、この間はレイバンのエキシビジョンみたいなのがあってそれのモデルをしたり。モデルの仕事にすごく憧れがあったんですよ。すごくやりたくて。でもやるべきじゃないのかな?とか葛藤しながら仕事をしていました」

でも一方でモデルとして活動したいという気持ちとは別にアーティストにもなりたいっていうのがあったのでしょうか?

「当時はなかったですね。アートっていうのが何かもわからなかったですし、両親が(彫刻家の)アーティストだったので反面教師で絶対なりたくないっていうのが頑なにありました。ただ、一時辛い時期があって、その時ずっと手や線を描いていたんですよね。なぜか。その時自分の開放に繋がるなと気づいた。それが19とか20歳くらいです。」

そうか。まだ数年前なんですね。一つの作品を作るのにどれくらいかかるんですか?

「日をまたぐときもあれば、1日でかかるときもあれば、12時間とかで終わっちゃうときもありますね。6時間とかでぎゅっとつくったものを1ヶ月後とかにまた見て、心境の変化に応じてそこから直したりだとかはありますね」

今回、写真家の吉祥丸さんの写真にすごく興味があるというのをお伺いしたんですけどセッションしてみてどうでしたか?

「照れました。何か自分を見透かされているような」

ニューヨークで個展ができた今、これからもっとニューヨークを行き来したいとか、住みたいという願望はありますか?

「この街は自分にとってすごい特別な感じはしていて、やっぱり来ると、すごい好きだなって思うし、東京より肩の荷が降りる。自分がA型気質というか繊細なんですが、それがNYに来るといい意味で適当になるのがいい。こっちに住みたくはあるけど、すごい寂しがり屋の性格なので東京にいたいっていう気持ちはあるし、難しいですね」

話は変わり今一番夢中になっていることってなんですか?

「なんだろう。人間っていう生き物?私哲学とか全然勉強していないんですけど、なんでこんなに国があって、こんなに言語があって、こんなに人がいて…みたいなのを考えます。どうして私はここを選んでここで生きてるんだろう。とか。だからアートというものが社会に対してどんなことができるかっていうのを大切にしていて、それがプレゼンの内容になってたりしていますね」

ではDiFaらしい質問を。中瀬さんは、デジタルと聞いて何を考えますか?

「なんか固い。プラスチックみたいなイメージですね」

一番使うSNSは?

「Instagramはもちろん一番使うと思うんですけど、その次はピンタレストかな」

よく使うガジェットは?

「携帯とヘッドフォン。ヘッドフォンは音楽が好きだからすぐに着けちゃう。ただ、こっち(ニューヨーク)に来たら音楽は聞かないようにしようと思うから片耳だけつけたり。でも東京ではいつも着けてますね。オルタナティブも聞くし、ヒップホップも聞くし、日本のロックも好きで。着けていると安心します。

私は決まった音楽をリピートしちゃう派なので、Apple Musicを上手く使えてるかって言ったら『?』だけど、どんどん探してダウンロードしてストックしておくのはすごい好きですね。結構聴いてない曲もあるけどあとで聴いてすごいいい曲じゃん! みたいになってすごいテンション上がります!」

ECとの付き合い方は?

「あまり使わないかも。するとしたら海外の、日本で買えないようなものや、アクセサリーはたまに買うかな。Instagramの飛んでそこから買うとか。服は自分で(お店に)見に行く。今日の洋服はほぼこっちで買いました。ひとつ8ドルとか。古着屋さんで」

最後にこれから作品を見てくれる人に何かメッセージを下さい。

「なんだろう。見てもらうことでテンション上がってくれたらそれはそれで嬉しいですが。なんかあまり読み取ろうとしないで欲しいです。この作品はなんだろうとか、どういう気持ちなんだろうとか考えなくていい。ただその人のテンションで見てほしいですね」

前編はこちらから

DiFa編集部



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