| 2018.03.07
【連載】「創る人」Vol.2 デザイナー中里周子

【連載】「創る人」Vol.2 デザイナー中里周子

DiFaが気になるクリエーターをピックアップする新連載「創る人」。第二回目となる今回は、ファッションブランド「NORIKONAKAZATO(ノリコナカザト)」を手掛ける、デザイナー中里周子

–普段はどのような活動をされていますか。

ファッションデザイナー、アート・ディレクション等、世界観を創っていくようなことをしています。例えばビジュアルを創ったり、空間を創ったり、企画のディレクションやスタイリング等もしてます。ファッションとアートの両方に関わっている感じですね。

–最近手掛けたものだと、どんなものがありますか。

個人作品ではないですが、「bodysong.(ボディソング)」とコラボレーションをしました。このコラボレーションでは、中国でビジュアルを撮りました。上海でのボディソングの展示会に皆で行ったとき、カメラマンの友達にキャスティングをしてもらったのがきっかけです。

–今日着られているのもコラボレーションした時のものですか。

はい。自分がデザインしたものです。このベストはBODYSONG×NORIKONAKAZATO×HIDEMASA MIYAKE(フォトグラファー)のトリプルコラボアイテムになります。オリジナル生地で制作したので思い入れの強いアイテムです。スカートの下に履いている「HYSTERIC GLAMOUR(ヒステリックグラマー)」のジャージはヤフオクで900円で買いました。送料とトントンくらいですね(笑)。

–着用するベストは「bodysong.(ボディソング)」とコラボレーションしたときのもの

EYEWEAR:JINS
TOPS:NORIKONAKAZATO×BODYSONG.コラボレーション
ONE PIECE:K O T O N A
PANTS:Hysteric Glamour
SHOES:PRADA

–これから創ってみたいものはありますか。

ずっと創ってみたいな、と思ってるのはウォーターサーバーです。ウォーターサーバーって、すごくインダストリアルな感じなので。ペットボトルとかもそうなんですけど、透明感やクリーンなイメージがあるもの、工業製品のようなものが気になります。

–モノを創る時にはどんなことを大切にしていますか。

基本的には「エレガンスさ」を大切にしています。いわゆる一般的な「エレガンスさ」とはちょっと違って……、例えばデパートの美術の会って、マイセンの高い陶器の人形とか、ガラスに入った時計とか、「絶対売れないでしょ」って思うものがずっと置いてあるんですよ。売れるか売れないか分からないけど、とにかくずっと置いてあって、そこには新しい時間軸が出来ている。時代が経ってもそこに在り続けるものって、「別に自分たちが良いと思ってるから良いんですよ」みたいな開き直った姿勢があって。そういうものに「エレガンスさ」を感じています。ノスタルジーとか、美的なものではないけど、カウンターパンチができるような強さを持っているものに引かれますし、それは、自分なりの「美意識の軸」になっていますね。

–普段パソコンやスマートフォンは使用しますか。

はい。パソコンもスマホもよく使いますね。SNS、特にInstagramとかはすごい見るし、写真も結構撮ります。気のなった色とか素材とか。ただ、イラストレーターで、何かを創りますっていうのはあまりしないですね。それと私、ネットショッピングがすごい好きで常にネットショッピングをしています。ヤフオクで置物なども買います(笑)。

–ヤフオクをよく使われるとのことですが、他にもファッション関連のサービスは利用していますか。

ZOZOTOWN」、「メルカリ」も使いますね。コレクションを見る時には「VOGUE」のサイトを見たりします。あとは、ここ1週間ぐらい、ずっと「YOOX(ユークス)」を見ています。

–最後に今、注目しているインフルエンサーを教えてください。

「ミカ・ロッテンバーグ」っていうアーティストが好きです。日本で展示はあまりしないんですけど、村上隆さんがキュレーションした展示に入っていて。セットなどを作っているんですけど、独自のルールや重力とかが不思議で。村上隆さんがキュレーションした展示の時には、真珠の工場から真珠をとって、作品を創るみたいなことをしていました。アート作品を見ていても、現代的な人間像がなくて、「人間観」がクリエーションで提案されている。私が日本で一番のファンだと思います。本当に面白いです。

DiFa編集部



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