| 2018.09.28
《新企画》vol.1ゲストエディター神垣 天晋 最終回「ベースボールキャップと日々」

《新企画》vol.1ゲストエディター神垣 天晋 最終回「ベースボールキャップと日々」

僕は中学生の頃からベースボールキャップが大好きです。髪をセットするのが、ものすごく嫌いなのでフォーマルな格好を求められる場合以外毎日被っています。

自分の記憶の中でキャップを被り始めたのは、父がお土産でヤンキースのそれを買ってくれたのがきっかけです。ヤンキースのベースボールキャップは、王道でデザインも秀逸で、歴代被っていたキャップの中でもお気に入りです。高校生くらいまでは、それを大切にずっと被っていましたが、近年は色んなキャップを購入するようになりました。最近は毎朝キャップを選ぶことが楽しみになっています。

そうやって多くのキャップを購入していく中で、自分の中で買い方の基準が出来てきました。基本的には前回話したグラフィックTシャツと近いですが、キャップに関しては、値段が安くサイズ感もあまり気にしなくて良く使い勝手が良いので基準は甘めです。

お気に入りのキャップです。
アメリカ映画などに出てくる車修理工のおじさんが被っていそうな雰囲気のキャップで、チープなものですが僕自身は物凄く気に入っています。アマゾンで購入した無地のキャップにアマゾンで2,000円程度で購入したウッドストックのワッペンを縫いつけました。労力もあまりかからずに手軽に作れているのでだいぶコストパフォーマンスは良し、なおかつキャップなどのありふれたものほど少しでもオリジナルがいいなと。

キャップに施されているロゴ、刺繍、ワッペンなどは、よく目に入るものなので僕にとっては大事な要素です。最近は、メゾンの高級なベースボールキャップを街中でよく見かけます。ストリートファッション色の強い今のトレンドにおいては、ベースボールキャップは欠かせないものでしょう。
しかし、僕もブランドものは嫌いじゃないですが、そもそもベースボールキャップ自体が高貴なものではないと思うので、チープなキャップにこそ説得力があると思っています。

これは、ハーバード大学のキャップです。
フリマアプリで1,000円程度で購入しました。カレッジロゴのキャップというのは僕自身あまり見たことが無かったのとデザインと色が気に入り購入しました。このキャップがこの値段で買えるのはフリマアプリならではでないのかと僕は思います。デザイン的にも素材的にも、いい感じの古着屋さんに置いてあっても自然だし、数千円の値が付いていても手に取る人もいるのではないかと考えます。

これが1,000円以下の値段で買えたひとつの理由は、出品者がこのキャップのデザインに対して価値を見出していなかったことだと思います。このキャップを出品した方は、衣服の出品をほとんどしておらずキャップに関しても観光土産で買ったものとのことでした。誰かにとっては、使い道のないお土産で買った物が僕にとっては、カッコいいキャップです。この価値観のズレが買いやすさを生んだと思ってます。

フリマアプリ、ネットオークションの良し悪しは色々あると思いますが、このようなラッキーな買いものこそ、フリマアプリなどの良さだと思うのでこれからも色んな方法を使って好きなものに出会っていきたいです。

PHOTO:MICHIKA MOCHIZUKI(Lorimer management+)

美大生。架空の集団HENKUTSU BOYS CLUBをテーマにステッカーやTシャツを製作中。ベビーメタルが好きです。
僕は普段ステッカーなどにする絵の作品をInstagramに載せているので是非チェックしてみてください。
@tenshin_kamigaki

DiFa編集部



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