Topics | 2019.09.20
着れる広告?IoTデジタルサイネージの変衣科技が8億円の資金調達

着れる広告?IoTデジタルサイネージの変衣科技が8億円の資金調達

IoTデジタルサイネージ の変衣科技が8億円の資金調達

中国でIoTデジタルサイネージを提供する変衣科技が5000万元(約8億円)の資金調達に成功した。広州日報がリードインベスターとなり、老股東德同資本や真成投資も出資に参加している。調達資金は技術開発と製品拡大に利用される。

変衣科技が自社開発したIoT LEDデジタルサイネージ

変衣科技は2017年10月に17ヶ月に渡り自社で研究開発を行なったIoT LEDデジタルサイネージを発表していた。柔軟性に優れるLEDデジタルサイネージは厚さ僅か1.8mm、重量75gで文字や画像、GIF動画やショートビデオを広告として流すことができる電子看板として大きな注目を集めていた。その軽量性から洋服にも取り付けることが可能で着れる広告としても活用されている。住宅地の広告掲示板やショッピングモール、タクシーやフードデリバリーの宅配員、スーパーマーケットの店員の制服などでも利用されている。

変衣科技のIoTデジタルサイネージ広告 

IoTによりオンライン広告と同じような広告が可能に

これまでオフラインの広告を出稿するには価格や維持コストが高かったり広告効果が分かりにくく、広告出稿のハードルが高いという欠点があった。しかし変衣科技のLEDデジタルサイネージへ広告を出稿するのはインターネット上に広告を出稿するのと同じように、手軽に安く行なえるのが特徴だ。広告を載せたいユーザーは変衣科技のアプリまたはWeChatの公式アカウントからどこの地域のデジタルサイネージに広告を載せたいか選択するだけ広告を出稿することができる。またIoT端末になっているためオフライン広告よりも正確に広告効果を測ることも可能だ。

広告出稿料は1日16円から

変衣科技のほとんどの広告は1日1元(約16円)から出稿することができる。低価格の理由はIoT端末のため広告の切り替えを瞬時に行なうことができるからだ。これまで街中でよく見かける看板などのオフライン広告は人が張替えを行なっていたが、その人件費が不要になったことでコストの削減に成功したというわけだ。

地方都市での展開に注力

変衣科技は今後地方の3線、4線都市での普及に注力していくという。1線、2線都市は資金力のある大企業が広告を出稿しているケースが多く、広告出稿の数が比較的少ない地方都市では今後LEDデジタルサイネージに広告を低価格で載せたい潜在需要が多くあると見込んでいる。変衣科技は直近1年強で直営モデルと代理モデルにより急速に拡大を見せている。すでに中国国内128都市に16万個以上を展開しており、大手企業では「Meituan Delivery(美团外卖)」やミネラルウォーター会社の「Nongfu Spring(农夫山泉)」などと提携をむすんでいる。今後、デリバリーの配達員やショッピングモールの店員などが着れる広告をユニフォームとして着用している姿が増えていくかもしれない。

source:https://bit.ly/2yd4RFP

※こちらはChinaPASSからの寄稿記事です。
URLhttps://chinapass.jp/2019/news/fundraising/iot-degital-signage-bianyi-keji/

DiFa編集部



PICK UP

SPECIAL

LATEST

BUSINESS
LATEST