Special | 2016.04.04
DIYでも簡単に作れちゃう。キッチュな電子部品を使ったアクセがかわいい!

DIYでも簡単に作れちゃう。キッチュな電子部品を使ったアクセがかわいい!

ある日Facebookのタイムラインに流れてきた1枚の写真。デジタルファッショニスタのお一人として別企画でご協力をいただいている、とある女子が投稿したものでした。「なんじゃこりゃカワイイ……!」と閃いた私。

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※こちらは実際にFacebookに流れてきたお写真ではありません。念のため。

電子部品を使ったアクセサリー(!)です。あなたの身の回りにある家電やデジタルデバイスの中に使われている、そう、電子部品です。それぞれはとてつもなくデジタルなパーツなのに、対局にあるこのアナログさになんともいえない可愛さを感じるではありませんか。

このアクセの写真を投稿していた女子というのが、こちらの佐藤 彩夏さん。

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佐藤さんは慶応義塾大学環境情報学部、お茶の水女子大学大学院、東京大学大学院を経て、現在は\QUANTUMで、クリエイティブ・テクノロジストとして、最新のテクノロジーを活用したさまざまなIoT(Internet of Things)デバイスの研究開発を行っている、絵に描いたような才女でありながら、ギーク女子! 電子部品を使ったアクセサリーの実物を見せてもらいに行っちゃいました。

こちらは佐藤さんが学生時代に開発したという、レシピと同期して調味料や材料の量を測ってくれる”自動計量カップ”の「smoon」。

ーーところで何で電子部品をアクセサリーにしようと思ったんですか?

佐藤 彩夏さん(以下敬称略):仕事柄、沢山の電子部品に囲まれて過ごしていますが、元々こういった部品ってカワイイなと思っていて。丁度ピアスを昨年開けたばかりだったんですけど、いまいちピンとくるピアスが見つからなくて、だったら電子部品を繋いでみたらアクセサリーになるんじゃないかと思って作ってみました。私はそんなに器用な方ではないんですけど(笑)。

ーー私も小さいころ秋葉原に良く兄や父と電子部品を見に遊びに行っていて、部品ってカワイイなと思っていたんですよ。色のバリエーションもたくさんあったりして。でも、まさかアクセサリーにする人が居るとは思わなかったです(笑)。

佐藤:もともと、電子部品アクセは「さのもの」さんが有名なんですよ。電子部品をつなぐだけじゃなくて、レジンを使ったり、パールと組み合わせたり、凝っていて。

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電子部品をつかったアクセサリーを販売する「さのもの」 ー さのものより

佐藤:ただ、私は不器用なのでデザイン的に凝ったものは作れないんですよね。現状は電子部品をアクセサリーパーツでつないでいるだけなので、いずれはこのアクセたちに通電して、何かしらの機能を付与できたら良いなと思ってます。

――面白そう! このピアスは何やら、カチカチ押せるみたいですが、元々はスイッチ……?

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佐藤:そうです。四角いのも可愛くないですか!? 裏に、元々基板に刺すための”トゲ”のようなものがあるので気をつけてくださいね。

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佐藤:ちなみにこの小さな部品もスイッチです。スイッチって黄色とか白とか色んな色があってかわいいんですよ。

私が所属している\QUANTUMで開発した「eny」という、身の回りのいろいろなもののスイッチになってくれるというIoTデバイスがあるんですが、これはPanasonic社が開発中のエナジー・ハーベスティング(環境発電)っていう技術を使っていて、充電の必要がないんですね。こういったアクセサリーにこのenyの技術を応用できれば、ピアスをカチっとすると、部屋の電源を切ることが出来て、なおかつ充電がいらない、そんなものを作ることができるようになるかもなと思ってます。

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この日の佐藤さんは、上のスイッチとはまた違った形のスイッチを使ったピアスを着用。

佐藤:あとは部品的には抵抗とかコンデンサーがかわいいですよ。基板も、緑色のもののイメージがあるかと思うんですが、いろいろと探してみるとネイビーとか白とか、丸いもの、四角いもの、色んな色・形があって、面白いです。

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こちらは「可変抵抗」という部品を使ったリング。この部品、可愛くないですか!? 貼り付けるだけでできちゃうからぶきっちょさんにも安心。そして部品単品のお値段は低価格なので、お手頃価格で楽しめるのも魅力かも。
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今までに佐藤さんが作ったアクセサリーたち。右上の液晶的なものは何かか絵柄や文字を映すことができたりしたら、楽しそう。
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部品が収納されたボックス。色使いがキッチュなのが可愛さの”キモ”かしら。
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お話しながら実際に基板ピアスを作ってくれました。
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アクセの部品は、DIY派にはお馴染みの「貴和製作所」で。

デジタルなのに、アナログな電子部品アクセ。佐藤さんが仰っていたように、これらのアクセたちにデジタルテクノロジーを何かしらの形で取り入れることが出来たら、見たことのないユニークなアクセが生まれそう。彼女の今後の研究開発に期待したいですね……!

しかし電子部品をアクセにしてしまうとは……。本来は全然違う目的のためにあるものだけれど、ちょっとした工夫をすればファッションアイテムとして楽しめちゃう、そんなファッションの自由さにも改めて気付かされました。

これを読まれているあなたも、何か「おもしろいモノを作ったよー!」なんてことがあれば、是非DiFa編集部までご一報を!

DiFa編集部



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