Special | 2016.05.26
本当の私と出会う「KAODACHIマネジメント」が体験できる「THE BOOK」へ行ってきた

本当の私と出会う「KAODACHIマネジメント」が体験できる「THE BOOK」へ行ってきた

KAODACHI THE BOOK

みなさんは、普段の生活の中で、自分の「顔」と向き合う時間がどれくらいありますか?

朝起きてシャワールームで見る顔。
出掛ける前のメイクばっちりな顔。
笑いっぱなしのひと時を終えて一息つく顔。
トラブルに息が詰まって現実逃避してる顔。
ショーウインドーにふと映り込んだ顔。
ディナーの前の期待と緊張に満ちた顔。
眠りにつく前にトリートメントする顔。

自分の顔をまじまじと眺めながら、どんな事を思いますか?
自分の顔は、好きですか?

気づけばスマホを覗き込む時間が増え、アプリ越しの「フレームに収まる私」ばかり追っているような。
セルフィーに残したいのは、自分が誰かに見せたい顔、印象、キャラクター……。

それって、本来自分が持っている魅力を十分に引き出せている「顔」なのでしょうか。

もしかしたら、あなたも知らない「あなたの本来の顔立ち」があるのかもしれない。
そんな本来の自分の「顔」と対面できる空間が、東京・青山に誕生しました。その名は『THE BOOK』

心理学と美容のプロフェッショナルが、その知恵と様々なテクノロジーを集結。
自身のなりたい顔になれる。本当のあなたに出会う。
「KAODACHI」マネジメント、という、世界で初めて開発されたプログラムを受けられるサロンです。

その未知なるスポットへお邪魔してきました。

Chapter1:日常からの離脱

東京・青山の骨董通りから根津美術館の方向へ少し歩いたところに「THE BOOK 青山本店」はありました。エレガントな微笑みを湛えたマダムがお出迎えに。
東京・青山の骨董通りから根津美術館の方向へ少し歩いたところに「THE BOOK 青山本店」はありました。エレガントな微笑みを湛えたマダムがお出迎えに。

都会の喧騒から少し離れたシックな佇まいの建物の入り口に立つと、なぜか「ここに呼ばれた」気持ち。こちらが言葉少なくともすべてを察してくれるような、不思議なオーラを纏うマダムに導かれて足を踏み入れたのは、先ほどまでの日常をふと忘れてしまうような、ほのかな明かりと香りに包まれたレセプションルームでした。

大きく丸いテーブルを囲んで着席すると、これから体験するプログラムを施術してくださるセラピストさんも、この時から一緒に居てくださいます。人間が持つ6つの感情を形にしたお菓子をいただきながら、このところの自分の表情、感情、どんな顔になりたいのか、色んなことを話していると、喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、愛しみ、憎しみ……。自分が思っている以上に、深いところで蓋をしてしまった感情が、解けていくような気がしました。

いつも接している周りの人には、気を遣ったり弱みを見せられなかったり、知らないうちに我慢して堰き止めているのかも。この空間で出会ったマダムとセラピストにだけは、本当の胸の内を話してしまいたい。なんだか、そんな気持ちに。

Chapter2:新しい世界への旅

フランスの建築家・職人集団「Cigue」がデザインした空間。コンセプトは「新しい世界への旅」。
フランスの建築家・職人集団「Cigue」がデザインした空間。コンセプトは「新しい世界への旅」。寺院やピラミッドの中に迷い込んだような不思議な感性が目覚めそうな雰囲気。

……ここはどこなんだろう?

堰を切ったように言葉が溢れてきたセッションを経て、次の施術は違うフロアへ向かいます。二度と同じ道は通らないように設計されている建物の中は、まるでこれまで自分が歩んできた道のりのよう。似ている景色はあるのだけど、後戻りはできません。タイムスリップしたような、未来にいるのか過去にいるのか、宇宙の空間に迷い込んでしまったような……。それなのに、なぜか思考回路は、どんどんシンプルになっていくような……。

KAODACHI THE BOOK

通されたお部屋は「コクーン」と呼ばれるトリートメントルーム。まずは落ち着いた灯りの中で、じっくりと鏡に向かい、気持ちを自己へと取り戻すような時間を過ごします。あぁ、さっき化粧してきたばかりなのに、今日は顔がどこか落ち着かないなぁ。そんな日ってやっぱりどこかでブレているんでしょうか。どこが違うのか、自分でもわからない日って確かにあります。

どんな顔になりたいか、そう聞かれてすぐに出てくる答えはきっとそこまでなりたい顔ではない、本来自分の魅力を引き出す理想の顔ではのかもしれない。色んな想いがめぐります。

KAODACHI THE BOOK
脳波を図る器具を装着。これからどんなことを体験するのか、とても不思議な気持ち。

心の動きは脳波に現れるのだそう。感情には見えない波形があるのかと思うと、言葉を発することは出来なくても、脳が会話することって可能なのかなぁ……とか。テクノロジーがそれを分析して可視化してくれるのだとしたら、どんなカタチをしているのだろう。

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未来空間に居るような、過去に帰るような、不思議な異空間に紛れ込んだような感覚。

テレパシーとか思い込みとか、そういうのってうまく説明はできないけれど、本来の生き物の能力の中に備わっているものなのかもしれない。そんなことを思いました。自分の意志や想念が、健全であるといいのだけど。

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様々な想いが急に込みあげてくるようなムービー。

わぁ、なんだろう。ただいまって言いたくなる。ボロボロ泣いてしまいそうになる。

KAODACHI THE BOOK
まるで胎内に還ったかのような空間。語りかける映像の心地よさに、穏やかな気持になっていきます。

「あなたにしかない、あなただけの美しさはなんですか?」という問いかけに、どんどん気持ちが集中していくのがわかりました。あなたの意志と手で顔だちは変えていける、という強いメッセージにグッとこみ上げるものも。不思議なことに柔らかな母の胎内に浮かんでいるような、ユラリユラリとした気持ちに、なっていったんです。

世界最高齢のファッションモデル、ダフネ・セルフ。(Daphne Selfe)1928年ロンドン生まれ。2014年、世界最高齢のモデルとしてギネスにも登録されている。結婚を機に一線を退くものの、現役復帰を果たしたのは60代になってから。
ムービーに登場する世界最高齢のファッションモデル、ダフネ・セルフ(Daphne Selfe)。(Instagram:@daphneselfe)1928年ロンドン生まれ。2014年、世界最高齢のモデルとしてギネスにも登録されている。結婚を機に一線を退くものの、現役復帰を果たしたのは60代になってから。―THE BOOKウェブサイトより

テクノロジーの進化により、人間が本来持ちえたセンスや能力には退化していくものもあるのかもしれません。彼女はとにかく自然に生き、自然の物を食し、自然に老い、何も科学の手を取り入れずに生きることを愛していて、自分の本来持つ輝きや与えられた美を全うしているかのように思えました。あぁなんて美しい人。

Chapter3:自分への手紙

感情のバルブ、チャクラ、なんというのかわからないけれど、自分の中の波動がブワッと大きく柔らかく融けたような気持ちの中で、コクーンの明かりが現実に引き戻してくれました。ここから「顔」への具体的なアプローチがはじまります。まずはコクーン内に設置された10台のカメラで、今の表情を撮影します。どの角度から捉えて撮影するのかも、独自のプログラムで研究されているんだそう。

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10台のカメラが捉える、自分の表情達。圧巻の景色です。

「わぁ……」

思わず漏れたのは自分でも予想していないような声音。いつも見ている鏡越しの自分ってなんだったんだろう。見慣れた角度の「私」もいれば、こんな角度から見られていることもあるんだなぁ、なんて、見たこともないような「私に似てる人」がそこにいる感覚。いますぐ誰かに、ねぇこんな顔なの?って聞いてしまいたくなります。

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セラピストさんから、今の顔について様々な観点でのフィードバックを受けます。

顔にはパーツがあって、それぞれの配置があって、色味や質感があって、その相関関係で印象が決まってくる。顔認識技術を応用したアプリは、普段からみなさんもよく使っていると思います。プリクラだってそう。自分の顔を盛ったり、隣の人と顔を交換したり、リボンや猫耳をデコったり、それができるのも顔のパラメータにはある程度法則があるから。

これからセラピストさんが行うトリートメントは、本当になりたい顔へとプロデュースするためのテクニックを授けてくれるのも施術のうち。「KAODACHIマネジメント」プログラムとは、自分自身がなりたい像に近づき、漕いでいく力を身に着けることが目的、なんですね。

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コクーンの中で向き合う、自分宛の手紙。誰の目にも触れることなく、そっと封を閉じます。

自分自身で、考えます。瞑想します。想いを何度も巡らせます。この手紙を書くときは、コクーンで自分ひとりだけの空間。セラピストも自分自身も、次のセッションが行われるまで、何を書いたのか誰の目にも触れることなく、保管されるんだそうです。まるでタイムカプセルのように、KAODACHIマネジメントのプログラムをすべて終えたあとに、過去の自分との対面でその違いにきっと驚くことになるんでしょう。

KAODACHI THE BOOK

しばらくの時間を一人で過ごす。何もない部屋で自分に宛てた手紙を書く。それだけでも、充分贅沢な時間。あぁ、心のトリートメントとは、こういうことなのか……。どんな化粧品や美容製品を行き当たりばったり使っても、高いエステに通い続けてても、根本的なところは何も癒されてはいなかったのか。もう、「私」の顔は少しずつ変化している。そんな気がしました。

Chapter4:還ってきた自己との対面

KAODACHI THE BOOK

セラピストさんの手で顔を施術してもらうのは、やはり気持ちがよい。スッキリとしたのは気持ちだけではなく、顔の輪郭にだってハッキリ現れます。血行もリンパもよく流れて、シャキッとした線になった感じ。

でも、なんだろう。それだけではないんです。なんだか、表情も違う気がする。セラピーを受けて、素直な自分になって、最近心に溜めていたことをとめどなくお話出来たから?

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どちらが施術前の「私」、どちらが施術後の「私」か、わかりますか……? 表情の硬さが取れて、優しい印象になった気がします。

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脳波をもう一度測ります。
施術を受ける前に測った脳波と比べて、感情がどう変わっていったのかが可視化されていて、すごく興味深い。

KAODACHI THE BOOK

最後に、セラピストさんと今日体験した様々なことを振り返り、徐々に現実の日常へと還る準備に入ります。初めの大きな丸いテーブルで、堰を切って話したことも、なんだか遠い過去の出来事のよう。それはとてもいい思い出のように、ぼんやりとした暖かさを持って、背中をおしてくれるような、そんな存在になっていました。

あぁ、とても素敵な時間。でも、これはまだ、序章。プロローグに過ぎないんだ。ここから始まる私だけのストーリーを自分の手で生み出していくんだ。ロビーに立てかけられたアニー・リーボヴィッツ(Annie Leibovitz)の写真集を眺めながら、そう思いました。

米国の写真家、アニー・リーボヴィッツ(Annie Leibovitz)。ジョン・レノンとオノ・ヨーコ、デミ・ムーアなどの撮影で知られる。52歳で第一子を出産。代理母による双子の出産も含め、現在3人の母。2008年の映画『レンズの向こうの人生』でそのドラマティックな彼女の生きる姿が伝えられた。
米国の写真家、アニー・リーボヴィッツ(Annie Leibovitz)。ジョン・レノンとオノ・ヨーコ、デミ・ムーアなどの撮影で知られる。52歳で第一子を出産。代理母による双子の出産も含め、現在3人の母。2008年の映画『レンズの向こうの人生』では、そのドラマティックな彼女の生き様が伝えられた。-shutterstock.com

今日の出来事は、誰かにたくさん話したい。でも、本当に本当に、感じたことは、自分の中だけにそっとしまっておきたいと思ったのも本当。

KAODACHI THE BOOK

それはまるで「私小説」のようで、「独白」でもある。きっと、ふと立ち止まりたくなった時に何度も何度も繰り返し手に取り、ページを開き、そこからまた何かヒントを得ることになるのでしょう。

毎日の自分の「顔」に違和感を抱える現代人に、世代も性別も関係はないと思います。本当の自分と出会えるこの本の序章、ぜひその手で開いてみて欲しいと思います。

THE BOOK

www.thebook.com
東京都港区南青山6−4−6
03-3486-1212(10:00〜19:00)完全予約制

今回取材させていただいたのは「KAODACHIマネジメント」のプロローグ(体験版)となります。カウンセリング、トリートメント、などの約二時間の施術セットで¥10,000(+tax)。完全予約制。詳しくはWEBでチェックを。

Text:Miho Iizuka
Photo:Soshi Setani

Miho Iizuka



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